【会社員との違い】フリーランスエンジニアのメリット・デメリット

会社員として働いている人の中には、フリーランスエンジニアになりたいと考えている人もいると思います。

フリーランスエンジニアになることで、会社員のころよりも自由な働き方ができるようになります。ただし、収入が不安定になりやすいなどのデメリットもあります。

私は、新卒で入社した会社で9年間働いていましたが、子どもがうまれたことをきっかけにフリーランスエンジニアに転職しました。
現在は、週4・フルリモート勤務で働いています。

本記事では、会社員からフリーランスエンジニアに転職した実体験をもとに、フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて解説します。

本記事を読むことで、フリーランスエンジニアの良し悪しがわかるようになります。

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアは、会社に所属しないエンジニア

フリーランスエンジニアは、会社に所属せずに、個人で仕事を行うシステムエンジニアです。

フリーランスエンジニアの主な仕事

プログラミング、ソフトウェア開発、モバイルアプリ開発といった仕事を行うことが多いです。

フリーランスエンジニアのメリット

フリーランスエンジニアのメリットは、次の5つです。

自由な働き方ができる

フリーランスエンジニアは、会社員よりも自由な働き方ができます。

週5勤務ではなく、週3や週4といった少ない勤務日数で働くことが可能です。
仕事内容によっては、土日に働いて平日は休みにすることも可能です。

平日に休みを取ることで、役所や病院に行きやすかったり、子どもの急な病気の際にも休みを取りやすかったりします。

また、会社員と違って働く場所の自由度も高いため、自宅でフルリモート勤務をしたりすることも可能です。
フリーランスエンジニアの場合は、会社員とちがって転勤もありません。

自分でスケジュールを管理したり、働く場所を決めたりできるため、仕事とプライベートのバランスが取りやすいです。

仕事を選びやすい

会社員の場合は、嫌な仕事や興味がない仕事でも断れないことが多いです。

フリーランスエンジニアの場合は、自分で仕事を選択できる機会が多くなるため、自分の興味のある仕事や専門知識を活かせる仕事を選択しやすいです。

同じ仕事を続けるか、別の仕事に切り替えるかも自分で判断して決めることができます。
このため、ずっと嫌な仕事を続けないといけないということがなく、やりがいを感じながら働くことができます。

成果が収入に反映されやすい

会社員の場合は、頑張って働いたとしても、頑張っていない人と同じ給料という場合があります。

フリーランスエンジニアは、仕事内容や成果によって収入が異なってきます。
頑張れば頑張るほど収入が増える可能性があります。

フリーランスエンジニアの方が、成果と収入の紐付きを感じやすいです。

経験を積みやすい

フリーランスエンジニアの場合、長年同じ仕事ばかりをするということが少ないです。

仕事ごとに、クライアントやプロジェクトが異なる場合もあり、幅広い経験を積むことができます。

飲み会が少ない

会社員の場合は、歓迎会や決起会などの会社での飲み会が多いです。
飲み会の参加は任意ですが、参加しないと気まずくなったりする場合もあり、気乗りしない飲み会でも参加しないといけない場合もあります。

フリーランスエンジニアの場合は、基本的には歓迎会や決起会などの飲み会はなく、気乗りしない飲み会には参加しなくてもよくなります。

フリーランスエンジニアのデメリット

フリーランスエンジニアのデメリットは、次の4つです。

収入が不安定になりやすい

フリーランスエンジニアは、会社員と違って仕事が保障されているわけではありません。

成果によって収入が増えやすい反面、仕事がないと収入がなくなってしまう場合もあります。

会社員よりも収入が不安定のため、安定して仕事を受注できる環境づくりが大切です。

自分で仕事を探さないといけない

会社員の場合は、上司や先輩から仕事を与えられる場合が多いですが、フリーランスエンジニアの場合は仕事を自分で探さないといけません。

フリーランスエンジニアになったばかりのころは、どのように仕事を探せばよいかわからない場合もあります。
はじめてフリーランスエンジニアになる場合は、フリーランスエージェントを利用するのがオススメです。

フリーランスエージェントを利用することで、エージェントが仕事を紹介してくれたり、企業との面談のサポートをしてくれたりします。

【はじめてのエージェント利用】会社員でも登録できる？複数登録してもいい？よくある質問と回答まとめ

事務作業の手間が増える

フリーランスエンジニアの場合は、請求書の作成や、契約手続きなどの事務作業も自分自身で行わないといけません。
今までにやったことのない手続きや、毎月やらないといけない手続きがあったりなど、想像以上に時間がかかることも多いです。

フリーランスエージェントを利用すると、事務作業の一部を代行してくれる場合があります。

また、会計ソフトを使うことで、確定申告をラクに行うことができるようになります。

【エージェント登録がオススメ】フリーランスエンジニア1年目の仕事の探し方

自分で時間管理をしないといけない

フリーランスエンジニアになると、会社員のころよりも自由に働くことができます。
ただし、働く時間やスケジュールなどを自分自身で決めなくてはいけなくなります。

仕事をするべき時間を趣味や娯楽に使ってしまうと、締め切りに間に合わなくなってしまうこともあります。
自分で時間管理をきっちりと行うことが大切です。

会社員とフリーランスエンジニアの違い

会社員のメリット・デメリット

会社員には、安定した収入や福利厚生など、フリーランスエンジニアにはないメリットがあります。
反対に、嫌な仕事でも断りづらかったり、転勤があったりなどのデメリットもあります。

会社員のメリット・デメリットは、下記の記事で詳しく紹介しています。

【会社をやめる前に考えた】会社員のメリットと会社員のまま働くデメリット

会社員とフリーランスエンジニアの比較

会社員とフリーランスには、次の表のような違いがあります。

会社員とフリーランスエンジニアはどちらがオススメ？

会社員とフリーランスエンジニアは、それぞれメリット・デメリットがあります。
このため、人によってどちらがオススメかが異なります。

会社員がオススメの人

次のような人には、会社員がオススメです。

フリーランスエンジニアがオススメの人

次のような人には、フリーランスエンジニアがオススメです。

【体験談】会社員からフリーランスエンジニアに転職

社内システムエンジニアとして働いていましたが、子どもがうまれたことをきっかけに、退職してフリーランスエンジニアになりました。

2023年1月に退職

退職前は、メーカー系のIT子会社で社内システムエンジニアとして働いていました。

退職前はプロジェクトリーダーとして、社内調整や資料作成等がほとんどでした。
システムエンジニアでしたが、プログラミングをすることはほとんどなく、人に指示をしたり、関係者の調整したりという業務ばかりしていました。

「この仕事がほんとうにやりたい仕事なのだろうか？」とモヤモヤしながら働き続けていましたが、子どもがうまれたことをきっかけに将来について考えはじめました。

将来について考えた結果、このまま今の会社で働き続けると後悔すると思い、2023年1月に9年間働いた会社を退職しました。

2023年6月からフリーランスエンジニアとして活動を開始

退職後、会社員のころよりも自由な働き方を求めて求職活動を行っていました。

別の会社への転職も検討しましたが、より自由な働き方ができるフリーランスエンジニアに転職することに決めました。

2023年6月からフリーランスエンジニアとして活動を開始して、現在は週4勤務・フルリモートで働いています。

会社を退職してからフリーランスエンジニアになるまでにやったこと

会社を退職してからフリーランスエンジニアになるまでにやったことは、下記の記事で詳しく紹介しています。

【体験談】会社を退職してから、フリーランスエンジニアになるまでにやったことまとめ

また、フリーランスエンジニアになったよかったことは、下記の記事で詳しく紹介しています。

【会社員からフリーランスエンジニアに】退職してからの1年間を振り返る 〜1年間でやったこと、よかったこと〜

まとめ

本記事では、会社員からフリーランスエンジニアに転職した実体験をもとに、フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて解説しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、「【会社員との違い】フリーランスエンジニアのメリット・デメリット」でした。