会社員として働いている人の中には、今の会社に不満があったり、より自由な働き方を求めてフリーランスエンジニアになりたいと思っている人もいます。
フリーランスエンジニアになりたいと思っても、「どうやって仕事を探せばいいのか」や「フリーランスエンジニアになっても仕事が見つかるのだろうか」と不安になることがあります。
私は、9年間会社員(システムエンジニア)として働いていましたが、子どもがうまれたことをきっかけにフリーランスエンジニアに転職しました。
現在はフリーランスエンジニアとして、週4勤務・フルリモートで働いています。
本記事では、会社員からフリーランスエンジニアに転職した経験をもとに、フリーランスエンジニアの仕事の探し方を紹介します。
本記事を読むことで、はじめてフリーランスエンジニアになる人が、どのように仕事を探せばよいのかが分かります。
フリーランスエンジニアが仕事を探す方法で、代表的な方法を紹介します。
- エージェントを利用する
- クラウドソーシングサービスを利用する
- 求人検索サイトを利用する
- 以前の職場から紹介してもらう
- 知人からの紹介してもらう
- 自身のホームページやブログから依頼を受ける
- SNS経由で依頼を受ける
- 企業のホームページへ直接メールを送る
- コミュニティに参加する
- 企業交流会に参加する
フリーランスエンジニアの仕事探しは難しい?
フリーランスエンジニアが仕事を探すにはいろいろな方法がありますが、フリーランスエンジニアとして働いたことがない人には、ハードルが高いものが多いです。
以前の職場や知人からの紹介は、紹介してくれる人がいないと難しいです。
ホームページやSNS経由で依頼を受ける場合も、自分のホームページやSNSでの発信が必要なため、すぐに仕事を依頼してしてもらえる状態にするのは難しいです。
1年目のフリーランスエンジニアでも使いやすいのが、次の3つです。
- エージェントを利用する
- クラウドソーシングサービスを利用する
- 求人検索サイトを利用する
3つの中でも特にオススメなのが、「エージェントを利用する」です。
フリーランスエンジニア向けのエージェントとは
フリーランスエンジニア向けのエージェントは、案件を紹介やフリーランスエンジニアとシステム会社との仲介を行うサービスです。
エージェントの主なサービス内容
フリーランスエンジニア向けのエージェントの主なサービス内容は、次のとおりです。
- 希望条件に合う案件の紹介
- システム会社との面談同席
- スキルシートや経歴書の添削
- 新規契約時の契約処理の代行
- 請求書類等の作成の代行
エージェントを利用するメリット
- 希望に合う案件が見つかりやすい
- システム会社との直接的なやり取りが少ない
- 面倒な手続きの一部を代行してくれる
希望に合う案件が見つかりやすい
エージェントは、仕事内容や月収などの希望を聞いて、希望に合う案件を紹介してくれます。
自分で案件を探そうとすると大変ですが、エージェントがを利用することで、なるべく希望に近い案件が見つかる可能性が高いです。
システム会社との直接的なやり取りが少ない
エージェントを利用しない場合は、システム会社とのやり取りを直接行う必要があります。
案件をはじめるまでにも面談の調整や契約内容の確認などが必要で、案件が決まるまでは複数のシステム会社とやり取りが発生する場合もあります。
エージェントを利用する場合は、面談の調整や契約内容の確認などはエージェントが行ってくれるため、システム会社との直接的なやり取りを少なくすることができます。
面倒な手続きの一部を代行してくれる
フリーランスエンジニアとして仕事をする場合は、契約書や請求書などの作成が必要です。
はじめてフリーランスエンジニアになる場合は、契約書や請求書をどのように作ればよいかや、どのようにシステム会社とやり取りすればよいか分からない場合が多いです。
エージェントを利用する場合は、契約書を準備してくれたり、請求書のテンプレートを提供してくれたりと、面倒な手続きの一部を代行してくれます。
面倒な手続きを代行してくれるため、案件が決まった後も案件自体に集中することができます。
エージェントを利用するデメリット
- 利用しない場合でも、定期的に連絡が来る
- システム会社と直接契約するよりも単価が低くなる場合がある
利用しない場合でも、定期的に連絡が来る
エージェントに登録する場合、エージェントを利用していない場合でも、定期的に連絡が来ることがあります。
たとえば、複数のエージェントに登録していて案件が決まった場合、案件が決まったエージェント以外から連絡が来る場合があります。
連絡頻度はそこまで高くないですが、連絡が来ること自体が面倒に感じることもあります。
利用していないエージェントから頻繁に連絡が来る場合は、今は案件探しをしていないことを伝えることで、連絡頻度を少なくすることができます。
システム会社と直接契約するよりも単価が低くなる場合がある
エージェント経由で案件が決まった場合は、エージェント側に仲介手数料が発生する場合があります。
仲介手数料は、システム会社がエージェントに支払う費用です。
仲介手数料の内容はエージェントによって異なりますが、仲介手数料の分、システム会社と直接契約するよりも単価が低くなる場合があります。
システム開発と直接契約できる方が単価は高くなりますが、フリーランスエンジニアになりたてのころは、システム会社と直接契約するハードルは高いです。
フリーランスエンジニアになりたてのころは、仲介手数料よりもエージェントのサービスを利用するメリットの方が大きいです。
フリーランスエンジニア1年目に、エージェント利用がオススメの理由
はじめてフリーランスエンジニアになる場合は、エージェント利用がオススメです。
はじめてフリーランスエンジニアになる場合は分からないことだらけです。
エージェントを利用することで、案件を探しやシステム会社とのやり取りなどをサポートしてもらえます。
どうやって面談をしたらよいかや、どのように書類を作成すればよいかなども教えてもらえるため、はじめて案件に参画して収入を得るまでのハードルを下げることができます。
フリーランスエンジニア向けのエージェントを利用する手順は、次のとおりです。
エージェントに登録する
エージェントを利用するためには、エージェントの利用登録が必要です。
エージェントによって登録方法は多少異なりますが、Webの登録ページから必要事項を入力して登録する場合が多いです。
エージェントの担当者と面談する
エージェントに登録すると、最初に行うのがエージェントの担当者との面談です。
エージェントの担当者と面談して、現在の状況の確認や、希望の条件などを伝えます。
職務経歴書、スキルシートを作成する
今までの仕事の経歴をまとめた職務経歴書や自分が持っているスキルについて記載したスキルシートを作成して、エージェントに提出します。
職務経歴書やスキルシートの書き方が分からない場合は、エージェントの担当者が書き方を教えてくれたり、テンプレートをもらえたりする場合もあります。
希望条件に合う案件を探す
仕事内容、単価、作業時間などの条件をもとに、希望の案件を探します。
案件の探し方は、エンジニアのサイトで自分で探す場合と、希望条件をもとにエージェントの担当者が紹介してくれる場合の2パターンがあります。
希望の案件が見つかれば、システム会社に面談の申し込みをします。
システム会社の担当者と面談する
システム会社の担当者と面談を行います。
面談ではお互いの希望を伝えたり、不明点を確認したりします。
エージェントの担当者が面談に同席してくれる場合も多いです。
契約手続きを行う
面談をして、案件への参画が決まったら、契約書作成等の契約に必要な手続きを行います。
必要な手続きはエージェントが教えてくれます。
不明点を確認しつつ、エージェントの担当者と一緒に契約に必要な書類等を作成していきます。
案件に参画開始する
契約が完了したら、案件に参画していきます。
案件参画中も、困ったことがあった場合はエージェント担当者に相談することができます。
フリーランスエンジニアの仕事の探し方を紹介しました。
フリーランスエンジニアになりたい人や、はじめてフリーランスエンジニアになる人の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【エージェント登録がオススメ】フリーランスエンジニア1年目の仕事の探し方」でした。