会社員の多くは週5日働いています。
残業や通勤時間などもあるため、平日は朝早くに家を出て、夜遅くに家に帰ってくるという人も多いです。
このような生活をしている会社員の場合は、平日に自由時間や家族との時間を取るのは難しいです。
休日も平日の疲れを取るために寝て過ごすという場合は、さらに自由な時間は少なくなってしまいます。
私は、9年間会社員(システムエンジニア)として働いていましたが、子どもがうまれたことをきっかけにフリーランスエンジニアに転職しました。
現在はフリーランスエンジニアとして、週4勤務・フルリモートで働いています。
週4勤務・フルリモートで働くことで、会社員として働いていたころよりも自由な時間が増えました。
本記事では、週4勤務・フルリモートで働くシステムエンジニアが、どのような1日を過ごしているのか実例をもとに紹介します。
フリーランスエンジニアは、次の2種類に分けることができます。
- 準委任型
- 請負型
準委任型のフリーランスエンジニア
準委任型のフリーランスエンジニアは、時間契約で働くフリーランスエンジニアです。
140時間-180時間といったように、月の稼働時間が決まっており、稼働時間分働くことで収入を得ることができます。
請負型のフリーランスエンジニア
請負型のフリーランスエンジニアは、成果物契約で働くフリーランスエンジニアです。
Webサイトやスマホアプリなどの開発を行い、納品することで収入を得ることができます。
準委任型と請負型の働き方の違い
請負型の場合は、期日までに成果物を作って納品すればよいため、いつ・どのように働くかは自由です。
準委任型の場合は、案件や企業によって勤務時間が決まっている場合が多いです。
準委任型のフリーランスエンジニアは、会社員に近い働き方とも言えます。
準委任型のフリーランスエンジニアの勤務時間
準委任型のフリーランスエンジニアの勤務時間は、9時-17時30分の場合が多いです。(企業によって多少前後する場合があります)
準委任型のフリーランスエンジニアは、週3・4勤務やフルリモート勤務が可能
準委任型のフリーランスエンジニアは会社員に近い働き方ですが、会社員よりも自由度が高い働き方が可能です。
会社員の場合は週5日働く必要がありますが、準委任型のフリーランスエンジニアの場合は週3日や週4日のみ働くことも可能です。
また、自宅のみで仕事をするフルリモート勤務を行うこともできます。
勤務日数や勤務場所の自由度が高いのが、準委任型のフリーランスエンジニアの特徴です。
勤務日数や勤務場所は、案件によっては指定されている場合もあります。
私自身は、2023年6月から準委任型のフリーランスエンジニアとして働いています。
どのように働いているのか、1日の過ごし方を例に紹介します。
1日の過ごし方
現在は、システム会社のプロジェクトに参画し、開発メンバーの一人としてシステム開発を行なっています。
通常時
通常時のスケジュールは、下記の通りです。
- 7時: 起床
- 8時30分: 家族の見送り
- 9時: 勤務開始
- 12時-13時: 昼食
- 13時: 勤務再開
- 17時30分-18時: 勤務終了
9時-17時30分が定時で、通常時は17時30分-18時の間に勤務を終了します。
忙しいとき
プロジェクトの締切間際など、忙しいときは定時終了が難しい場合もあります。
忙しいときのスケジュールは、下記のとおりです。
- 7時: 起床
- 8時30分: 家族の見送り
- 9時: 勤務開始
- 12時-13時: 昼食
- 13時: 勤務再開
- 17時30分-18時: 勤務中断
- 18時-21時: 夕食、休憩
- 21時: 勤務再開
- 23時: 勤務終了
17時30分ごろに一旦勤務を中断して、家族と一緒に夕食をとります。
夕食、休憩後に勤務を再開して、23時ごろに勤務を終了します。
忙しいときでも、一旦勤務を中断して家族との時間を過ごすことができるのは、フリーランスエンジニアの自由な働き方のメリットです。
1週間の過ごし方
1週間の過ごし方は、次のとおりです。
- 月曜日: 勤務
- 火曜日: 勤務
- 水曜日: 休み
- 木曜日: 勤務
- 金曜日: 勤務
- 土曜日: 休み
- 日曜日: 休み
週4勤務のため、平日のうち1日は休みです。
打ち合わせ等で変更する場合もありますが、曜日固定で休むことが多いです。
土日や祝日は、会社員と同じように休みです。
前職の会社員だったころと、フリーランスエンジニアになってからのスケジュールの違いは次の表のとおりです。
会社員 | フリーランス エンジニア | |
---|---|---|
通勤時間 | 7時 – 8時30分 20時00分 – 21時30分 | なし |
勤務時間 | 9時 – 20時 (17時30分 – 20時は残業) | 9時 – 18時 |
勤務日 | 週5日 月〜金 | 週4日 月、火、木、金 |
前職の会社員ところは、会社への通勤が必要だったため、7時には家を出ていました。
家に帰るのも、21時半ごろで、子どもが寝ている間に家を出て、子どもが寝た後に帰ってくるという生活でした。
フリーランスエンジニアになってからは、フルリモートで働いているため、通勤時間がなくなりました。
また、勤務時間についても、会社員のときは毎日20時くらいまで働いていましたが、フリーランスエンジニアになってからは、通常時は18時には仕事を終えることができています。
フリーランスエンジニアになって、会社員のころよりも自由な時間が増えました。
フリーランスエンジニアになって増えた自由な時間は、次のようなことに使っています。
- 家族と過ごす
- 副業をする
- IT技術を学習する
家族と過ごす
フリーランスエンジニアになって、フルリモート勤務になったおかげで、通勤が必要なくなりました。
仕事がある日も仕事が終わると、すぐに自由な時間になるので、家族と過ごす時間が増えました。
一緒に夕食を食べたり、子どもが寝た後に映画を見たりと、仕事がある日もゆっくり過ごすことができるようになりました。
特に、子どもがまだ小さいの日々の成長を間近で見れることは、フリーランスエンジニアになってよかったところです。
副業をする
週4日勤務のため、週のうち1日は休みです。
休みの1日は、副業に取り組むことが多いです。
フリーランスエンジニア以外の収入も得るために、ブログ執筆を行っています。
まだまだブログでの収益は少ないですが、会社員時代よりもブログ執筆に取り組める時間が増えて、少しずつ収益も増えていっています。
IT技術を学習する
仕事で使う以外に、気になるIT技術の学習をすることもあります。
スマホアプリを作ってみたいと思い、Flatterの勉強をしたりしています。
会社員時代は仕事以外のIT技術の学習をする余裕はありませんでしたが、フリーランスエンジニアになって自由な時間が増えたおかげで、IT技術の学習もできるようになりました。
会社員よりも自由度の高いフリーランスエンジニアですが、自由度が高い分、会社員よりも厳しく見られることもあります。
会社員のときよりも、下記の内容に気をつけるようにしています。
- 報告、連絡をこまめに行う
- 締切を守る
- 作業漏れがないようにする
どれも当たり前のことかもしれませんが、会社員時代よりもより一層、当たり前のことを当たり前にできるように意識しています。
また、自宅で作業するとどうしても集中しづらいときもあります。
そういったときは、キューブタイマーを使って時間を計ることで、集中できるようにしています。
今は、TickTimerというタイマーを使っています。
六角形の面に数字が書いてあり、横にするだけで自動的にタイマーがONになるので、時間を設定する必要がなく便利です。
TickTimerには、ポモドーロ版、短時版、長時版の3種類がありますが、オススメは45分や60分が測れる長時版です。
本記事では、週4勤務・フルリモートで働くシステムエンジニアが、どのような1日を過ごしているのか実例をもとに紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【実例紹介】週4勤務・フルリモートのフリーランスエンジニアの1日の過ごし方」でした。