会社員として働いているといろいろと悩んだり、ストレスが溜まったりすることがあります。
私自身も、9年間会社員(システムエンジニア)として、システム会社で働いていました。
会社員として働いていたころは、嫌な仕事でも引き受けないといけなかったり、頑張るほど忙しくなったりと、様々な悩みを抱えていました。
子どもがうまれたことをきっかけにフリーランスエンジニアに転職して、フリーランスエンジニアになったことで、会社員時代の悩みの多くは解決して、ストレスも減りました。
本記事では、会社員として働いた経験から、会社員のよくある悩みについて紹介します。
9年間会社員(システムエンジニア)として、システム会社で働いていました。
会社員として働いていたころは、次のような悩みを抱えていました。
- 嫌な仕事を断れない
- 苦手な人と一緒に仕事をしないといけない
- 転勤がある
- 頑張るほど忙しくなる
- 頑張らない人の方が得する
- リーダーやマネージャーになると大変
- 意思決定が遅い
- 申請の承認に時間がかかる
- 関係者との調整が大変
- 打ち合わせが多い
- 自分が悪くなくても謝らないといけない
- 休みの日や夜中に電話が来ることがある
- 飲み会に参加しないといけない
1. 嫌な仕事を断れない
会社員は、上司や先輩から指示された仕事をすることが多いです。
もし、指示された仕事が「嫌な仕事」や「やりたくない仕事」であっても、断ることができないのがほとんどです。
仕方なく仕事をこなしますが、嫌な仕事をする場合は、モチベーションも上がらないですし、ストレスも溜まります。
2. 苦手な人と一緒に仕事をしないといけない
会社員は、チームで仕事をすることが多いです。
同じ部署の人や、他の部署の人と一緒になってプロジェクトを推進します。
一緒に仕事をする人がいい人ばかりだと良いのですが、苦手な人と一緒に仕事をしないといけない場合もあります。
会社員の場合は、たとえ苦手な人がいたとしても、部署異動などがない限り、一緒に仕事をし続けなければいけません。
苦手な人と一緒に仕事をすると、ストレスが溜まることも多いです。
3. 転勤がある
会社員で避けられないのが、部署異動と転勤です。
希望して部署異動や転勤する場合は良いのですが、ほとんどの場合は会社から指示で強制的に実行されます。
部署異動や転勤も、断れない場合がほとんどです。
家族がいる人の場合は、遠くの勤務地に転勤になると、単身赴任をしなければいけなくなります。
前職では、4月や10月などの部署異動や転勤の多い時期には、自分が対象になっていないか、毎回怯えないといけませんでした。
また、前職の会社では「家を買うと転勤させられる」といったようなジングスもありました。
4. 頑張るほど忙しくなる
会社員の場合は、仕事ができる人に仕事が集中することが多いです。
頑張って仕事を早くこなしても、次の新しい仕事が降ってきて、仕事を頑張るほど忙しくなってしまうことがあります。
5. 頑張らない人の方が得する
会社員の場合は、忙しい人と忙しくない人の差が激しいです。
会社員の給料は、役職や年次によって決まることが多いので、忙しい人と忙しくない人で給料の差があまりないこともあります。
頑張っている人ばかりに仕事が降ってきて、頑張らない人はそこまで忙しくないという状況では、頑張らない人の方が得をしているように見えてしまいます。
6. リーダーやマネージャーになると大変
会社員として年次を重ねていくと、リーダーやマネージャーに昇進していくことが多いです。
リーダーやマネージャーは、仕事の責任も重くなる上に、部下の育成などのチームマネージメント業務も発生するため、昇進前よりも忙しくなることが多いです。
夜遅くまで仕事をしたり、時には休日に働いたりしないと業務が終わらないということもあります。
前職でもリーダーやマネージャーは、常に忙しそうに働いていました。
リーダーやマネージャーが忙しくて大変そうだと、昇進すると大変になるというイメージができてしまい、昇進するために頑張るモチベーションも下がってしまいます。
7. 意思決定が遅い
会社員の場合は、自分だけで決められることは少ないです。
会社や組織が大きいほど、多くの人の承認を得る必要があります。
多くの人の承認を得る場合は、時間がかかることも多く、意思決定が遅くなります。
方針が決まらずに作業が進まないということもあり、仕事のモチベーションにも影響します。
8. 申請の承認に時間がかかる
会社員の場合は、申請が必要なことも多いです。
物品を購入する場合は決裁が必要であったり、新しくシステムを導入する場合は関係部署への申請が必要だったりします。
申請は承認ルートが多かったりと、申請の承認までに時間がかかることもあります。
申請手続き自体が複雑な場合もあり、申請作業が多くなると大変です。
9. 関係者との調整が大変
会社員の場合は、他の人に作業を依頼することがあります。
他部署の人や社外の人に作業を依頼する場合は、事前に調整などが必要な場合があります。
関係者や依頼先が多くなると、調整だけでもかなりの時間がかかってしまいます。
少し立場が上の人の中には、仕事の半分以上が調整ごとという人も少なくないかもしれません。
調整ごとばかりになってしまうと、仕事もおもしろくなくなってしまいます。
10. 打ち合わせが多い
会社員の仕事で多いのが打ち合わせです。
1日に何件も打ち合わせがあるという場合も多く、定時内はほぼ打ち合わせで埋まっているという場合もめずらしくありません。
打ち合わせが多いと、自分の仕事をやり始めるのが定時後になってしまうこともあり、定時に仕事を終わらせることが難しくなります。
前職をやめる直前は、1日の仕事は、打ち合わせと打ち合わせのための資料作りでした。
11. 自分が悪くなくても謝らないといけない
会社員として仕事をしていると、謝らないといけない場合もあります。
自分がしたことに対して謝る場合は良いのですが、ときには自分が悪くなくても謝らないといけない場合があります。
先輩から引き継いだ仕事がうまくできていなかった場合など、なぜ自分が謝らないといけないのかとモヤモヤすることがあります。
12. 休みの日や夜中に電話が来ることがある
システムの運用をしていると、システムエラーが発生して電話が来ることがあります。
365日24時間稼働しているシステムの場合は、休日や夜中に電話が来ることもあり、眠い目を擦りながら対応をしないといけません。
いつも電話を気にしておかないといけないため、休日や就寝中でもゆっくり休むことができないことがあります。
13. 飲み会に参加しないといけない
会社員の場合は、歓迎会や送別会など、定期的に飲み会があります。
飲み会があまり好きではない場合でも、参加しないといけない場合が多いです。
会社員の悩みは、次のような方法で解決できる場合があります。
- はっきりと自分の意見を伝える
- 仕事とプライベートを明確に分ける
- 転職する
はっきりと自分の意見を伝える
会社員として働いていると、悩んだり、ストレスが溜まることも多いですが、はっきりと自分の意見を伝えることで解決することもあります。
上司に不満に思っていることを伝えることで改善されたり、家族に不満を聞いてもらうことでスッキリすることもあります。
仕事とプライベートを明確に分ける
仕事は仕事と割り切って、プライベートを充実して過ごすのも、悩みの解決方法の一つです。
仕事とプライベートを明確に分けることで、仕事で多少嫌なことがあっても、プライベートを楽しむことでストレスが緩和されたりします。
転職する
自分の意見を伝えるのが苦手だったり、プライベートでも仕事のことを考えてしまうという人もいるかと思います。
そういう人の場合は、思い切って転職するというのも、解決方法の一つです。
会社員の悩みの多くは、現状の会社の環境に依存しているものです。
環境を変えることで、悩みの多くが改善することがあります。
別の会社に転職する以外にも、フリーランスエンジニアに転職するという選択肢もあります。
2023年に会社をやめて、フリーランスエンジニアに転職
子どもがうまれたことをきっかけに、仕事についても考えるようになり、2023年に9年間勤めた会社をやめてフリーランスエンジニアに転職しました。
上記の会社員の悩みは、実際に会社員として働いていたときに経験した内容です。
フリーランスエンジニアになったことで、会社員時代の悩みの多くは解決して、ストレスも減りました。
まだまだ駆け出しのフリーランスエンジニアですが、思い切って会社をやめてよかったと思っています。
フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
フリーランスエンジニアとして実際に働いてみて感じたメリットとデメリットは、下記の記事で詳しく紹介しています。
【会社員との違い】フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
【フリーランスエンジニア体験談】実際に働いてみて感じた、週4勤務・フルリモートの働き方のメリット、デメリット
フリーランスエンジニアになるための方法
フリーランスエンジニアになるためにやったことは、下記の記事で詳しく紹介しています。
【体験談】会社を退職してから、フリーランスエンジニアになるまでにやったことまとめ
会社員のよくある悩みについて紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【元会社員(システムエンジニア)が語る】会社員のよくある悩み13選」でした。