会社員として働いていると、「このまま今の会社で働き続けてもいいのだろうか?」と疑問に思うことがあります。
頑張るほど忙しくなる、上司はみんな忙しそうで、これ以上昇進もしたくないというケースでは、会社員として働くモチベーションも低くなってしまいます。
私は、9年間会社員(システムエンジニア)として働いていましたが、子どもがうまれたことをきっかけにフリーランスエンジニアに転職しました。
現在は、フリーランスエンジニアとして、週4勤務・フルリモートで働いています。
本記事では、私自身が会社をやめてフリーランスになった理由について解説します。
「このまま今の会社で働き続けてもいいのだろうか?」と疑問に思っている人や、今の働き方に不満を感じている人の参考になる内容になっています。
前職は社内システムエンジニア
会社員のころは、メーカー系のIT子会社で、社内システムエンジニアとして働いていました。
主な仕事は、システムの開発と運用でした。
会社をやめたきっかけは、子どもの誕生
退職前は、プロジェクトリーダーとして、社内調整や資料作成等がほとんどでした。
システムエンジニアだったのですが、プログラミングをすることはほとんどなく、人に指示をしたり、関係者の調整したりという業務ばかりしていました。
「この仕事がほんとうにやりたい仕事なのだろうか?」とモヤモヤしながら働き続けていましたが、子どもがうまれたことをきっかけに将来について考えはじめました。
不満に思っていたこと
会社員として働いている中で、不満に思うことが増えてきました。
- 頑張れば頑張るほど忙しくなる
- 忙しくて家族との時間が少なくなる
- 頑張っていない人が得をしているように感じる
- 上司が忙しそうで、これ以上昇進したくない
- 仕事の大半は、調整や資料作成
- 関係者が多く、調整が大変
- ちょっとしたことでも意思決定に時間がかかる
- 嫌な仕事でも断れない、断っても押し付けられる
- 急な依頼や急ぎの仕事が多い
- 有給休暇はあるけれど、休みづらい雰囲気
- トラブル対応で、夜間や休日にも電話がかかってくる
- 尊敬できる人や、この人みたいになりたいという人が会社にいない
これらの不満の中には、頑張れば解決できるものもありましたが、この会社ですべてを解決してたのしく働くのは難しいと感じました。
子どもに自信を持って仕事をたのしいと言えるようになりたい
子どもが将来大きくなって、「パパはどんな仕事をしているの?」と聞かれたときに、自信を持ってこんな仕事をしているということや、仕事はたのしいということを答えてあげたいと思っています。
しかし、この会社で仕事を続ける限り、子どもに自信を持って答えることはできないと感じました。
たのしく仕事をしたい、またチャレンジしなかったことを後悔しなくないと思いきって転職を決意しました。
会社をやめた後は、次の2つの選択肢がありました。
- 別の会社に転職する
- フリーランスエンジニアとして独立する
別の会社に転職する
1つ目の選択肢は、別の会社に転職するということです。
会社員として、別の会社に転職することで、仕事の内容や人間関係などを変えることができます。
フリーランスエンジニアとして独立する
2つ目の選択肢は、フリーランスエンジニアとして独立するということです。
システムエンジニアの場合は、フリーランスとして活動している人も多く、比較的独立しやすいです。
エージェントに登録して転職先を探したり、ハローワークに行って求人を探したりしましたが、結果として「フリーランスエンジニアとして独立する」ことを選択しました。
フリーランスエンジニアとして独立した理由
フリーランスエンジニアとして独立した理由は、次の3つです。
- 会社員よりも自由な働き方ができる
- 仕事内容を選びやすい
- 自分の力を試してみたかった
会社員よりも自由な働き方ができる
フリーランスエンジニアの場合は、会社員よりも自由な働き方ができます。
会社員の場合は、週5日働く、オフィスに出社して仕事をするというのが一般的ですが、フリーランスエンジニアの場合は、週3日や週4日働く、自宅で仕事をするという働き方を選ぶこともできます。
週4日や自宅で仕事をすることで、家族との時間を増やすこともできるため、フリーランスエンジニアの自由な働き方に魅力を感じました。
仕事内容を選びやすい
会社員は、基本的には会社や上司から指示があった仕事を行います。
嫌な仕事だった場合でも、部署異動等がない限り仕事を断ったり、仕事内容を変えるというのは難しいです。
フリーランスエンジニアの場合は、仕事内容は自分で選ぶことができます。
もちろんすべての仕事を自由にできるというわけではないですが、嫌な仕事は選ばないこともできるので、自分にあった仕事を選びやすいです。
自分の力を試してみたかった
会社員とは全く違うフリーランスエンジニアという仕事で、自分がどこまで通用するのか試してみたかったというのも、独立を選んだ理由の一つです。
会社員として働いていると実力や評価が高くても、給料が上がりづらいことがあります。
フリーランスエンジニアの場合は、自分の頑張りや評価次第で、収入を上げることがことができます。
フリーランスエンジニアの仕事を探すために、フリーランスエンジニア向けのエージェントを利用しました。
エージェントを利用することで、希望の仕事が見つかりやすかったり、面倒な手続きが減ったりといったメリットがあります。
- 希望に合う仕事が見つかりやすい
- システム会社との直接的なやり取りが少ない
- 面倒な手続きの一部を代行してくれる
フリーランスエンジニアとして仕事を開始するまでには、開業届を出したり、事業用の口座を解説したりと、仕事を探す以外にもいくつか必要な作業があります。
フリーランスエンジニアになるまでに、実際にやったことを下記の記事で解説しています。
本記事では、私自身が会社をやめてフリーランスになった理由について解説しました。
「このまま今の会社で働き続けてもいいのだろうか?」と疑問に思っている人や、今の働き方に不満を感じている人の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【体験談】9年間働いた会社をやめてフリーランスエンジニアとして独立した理由」でした。